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栄養の知識

これってどう違うの?食品表示のあれこれ

これってどう違うの?食品表示のあれこれ

赤枝 いつみ

監修
赤枝 いつみ
公衆衛生分野での職務経験豊富な管理栄養士
  • テキスト
    ニュータス編集部

2018年06月07日[2018年06月11日更新]

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加工食品を買うとき、あなたはパッケージやラベルに書かれている内容(食品表示)を見ていますか? 「見てもよく分からない」という人に朗報です。

2013年に表示に関するいくつかの規定が1つに統合されて食品表示法となり、事業者にとっても消費者にとっても分かりやすいルールになりました。
それまでは目的が違う3つの法律【※1】によって規制されていましたので、複雑で分かりにくくなっていました。

今回は食品を購入する際に知っておくと便利な食品表示法のポイントをご紹介します。

エネルギー(熱量)と4つの栄養成分は必ず表示

食品のカロリー(エネルギー)や脂質を気にしている人も多いでしょう。食品表示法では、エネルギー(熱量)と4つの栄養成分の量を表示することになっています。

つの栄養成分とは、たんぱく質・脂質・炭水化物・ナトリウム(食塩相当量)です。

ダイエットに関心のある人は「アレ、糖質は?」と思いましたか。
実は、糖質は炭水化物から食物繊維を除いたもの。
糖質は任意で表示できる栄養素の中に入っています。

ほかには、推奨表示として飽和脂肪酸、食物繊維、任意表示としてn-3系脂肪酸、n-6系脂肪酸、コレステロール、糖類、ミネラル・ビタミンがあります。

そのほか科学的根拠があれば、コラーゲンやポリフェノールなども表示できます。

健康な体と心を維持するためにも、生活習慣病を予防するためにも、食事内容が大切です。何をどのくらい食べるか、あなたの状態に合わせて食品を選びたいものです。

そのときに目安になるのが、栄養成分表示です。必ず確認しましょう。

気を付けたい塩分のとりすぎ

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ところで、日本人の食事全般で指摘されているのは、塩分のとりすぎです。
塩分のとりすぎは血圧を上昇させることがわかっています。
血圧が高い状態が続くと高血圧になります。高血圧は、脳卒中や心筋梗塞、動脈硬化などの合併症を引き起こします。

それでなくとも、加齢とともに血圧が上がり気味になりますから、食品に含まれる塩分の量に注目しましょう。
目標は成人男性は8g未満、成人女性で1日7g未満です。

ここで注意すること

気をつけなければならないのは、表示される数値は100g当たりで表示されることが多いため、たとえば全量が200gだったりすると、含有食塩量は2倍になりますから、誤解のないようにしましょう。

「塩分控えめ」と「うす塩味」って違うの?

「塩分控えめ」というのは栄養強調表示です。食品表示法で定められた基準をクリアして、ナトリウム量が少ないことを強調した栄養表示です。

一方、「うす塩味」というのはうすい塩味だという意味で、「味覚を表現したキャッチコピー」です。「栄養強調表示」にはあたりませんので、必ずしも食塩量が少ないとは限りません。

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どちらにしても、食塩相当量は表示が義務づけられていますから、必ず書いてあります。食品を選ぶときには、よく数字を見て確かめるようにしましょう。

食物アレルギーが心配な人は「原材料名」をチェック

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食物アレルギーが心配な人は、「原材料名」をしっかり確認しましょう。
7つの特定原材料は必ず表示されています。

特定原材料とは、対象となる患者数が多く、重篤な症状を起こしがちなアレルゲン【※2】を含む食品のことで、えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生の7品目です。これらを含む場合には、表示が義務づけられています。

マヨネーズやパンなどの「特定加工食品」の表示は廃止されました。代わりに、原材料名―マヨネーズ(卵を含む)のようにアレルゲンを含むことを記すようになっています。

まとめ

健康を保つポイントは、栄養バランスのとれた食事をすることです。

そのために、食品を購入する時にはいつも表示を確認して、あなたの健康状態に合った適切な食品を選ぶようにしましょう。

【※1】食品衛生法、JAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)、健康増進法

【※2】アレルゲン:アレルギーの原因となる抗原物質

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