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食塩

2017年03月26日[2017年04月06日更新]

ナトリウムと塩素より構成される。塩化ナトリウム、局方塩、塩ともいう。ナトリウムが39.3%を占める。人体には体重の0.38%(体重60kgのヒトでは230g)の塩が存在する。細胞外液の主な構成成分である。食塩摂取量と血圧には相関性があり、一日の食塩摂取量が少ない地域では高血圧が少ない。WHOのガイドライン(2013)では成人において食塩として5g/日未満の摂取を推奨している。日本人の食塩摂取量の平均は減少傾向にあるが、いまだ高く「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では男性は8g/日未満、女性は7g/日未満を目標量としている。医療においては、ナトリウム欠乏時の電解質補正の場合に使用される。輸液として用いられる生理的食塩水は血清浸透圧と等張であり、その濃度は0.9%である。

出典:栄養・食糧学用語辞典 第2版 - 日本栄養・食糧学会 編 | 建帛社

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