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糖質

2017年03月26日[2017年04月06日更新]

糖質は広義には炭水化物と同じ。狭義には、炭水化物から食物繊維を除いたエネルギー源として重要な炭水化物を示す。元来Cn(H2O)mという一般式で表される化合物をいうが、現在では多価アルコールのアルデヒド、ケトン、酸、さらにそれらの誘導体を含めて糖質(あるいは炭水化物)と定義されている。糖は元来天然の甘味成分を意味する。糖質の基本となるのは単糖で、グルコシド結合で縮合した化合物の糖残基の数により、オリゴ糖、多糖に分類されている。またこれらの糖質がタンパク質や脂質などと共有結合したものを複合脂質とよぶ。糖質の生理機能には、生体エネルギーの貯蔵・運搬(デンプン、グリコーゲン、グルコース、スクロースなど)、生体組織の構成物質(セルロース、キチン、プロテオグリカンなど)がある。また、種々の細胞間相互作用や細胞表面における細胞認識に関与する。

出典:栄養・食糧学用語辞典 第2版 - 日本栄養・食糧学会 編 | 建帛社

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